関東地方が梅雨入りしました。鳥を見るのがとても大変になります。鳥見に行くとすれば、
梅雨の影響の少ない高山か梅雨のない?北海道であります。
本日は、天気の隙間を見て富士山に出かけました。ねらいはルリビタキとビンズイであります。
ところが、何んとキクイタダキが登場し、本日の主役予定である、ルリビ
タキを蹴落としてしまいました。
キクイタダキが黄色い頭の毛を逆立てました。テリトリー争いの時など
にやるらしいのですが、よく分かりません。 でも、この写真を写せた
のがとてもうれしい。

ルリビを探していた時に、チラット目の隅を掠めた鳥が・・。「このチビ
もしや?」とよく見ればキクイタダキであります。

目の前のルリビを放り出して、全神経とカメラ・デジスコをキクイタダキ
に、全て向けます。

「何をしているのか?」と見ていると、樹の穴を覗き込んでいました。

そして、樹の穴から咥えてきたのは、クモの糸であります。巣材を集め
ていたようです。この写真は枝かぶりです。でも、関係ないです。キクさんは写っています。

こちらは、川が流れていない富士山で元気に囀るミソサザイ。確か、以
前も見たような記憶が。何時も川や沢筋で見ているので、何で富士山
に居るのと思ってしまいます。どんな生活をしているのか、見てみたい
ですね。

ハイ、こちらが本日の主役を張る予定でした、ルリビタキの嬢ちゃんです。
どうも巣作りを始めているようで、歩いているだけで、「ピーピー・パチッ・
パチッ」と威嚇されます。とても気が強くて、きれいな鳥です。

こちらは、ご主人であります。「俺の嫁さんに近づくな!!」とこちらも怖
い顔をしています。自然観察の森では、同じ場所に居てくれないので、
このように写せません。

ハイ、ビンズイさんです。何枚も写したのに、登場するのはこの一枚だ
け。ご不満のご様子。とても優雅に・ヒバリのように見事に鳴きながら
滑空して、飛んで見せてくれました。

メボソムシクイであります。囀りでは、ルリビタキとこのメボソムシクイ
が富士山では双璧であります。その割には写真に写ってくれない方です
。キクイタダキと1時間近く遊んでいたら、目の前に出てきてくれました。
「ラツキー」であります。

ハイルリビタキのオスであります。この方は、人造水浴び場にやってき
たところです。とても簡単に、きれいに写真に写るのですが、苦労して
写していない分、ありがたみが薄いのが難点です(我侭発言です)。

今年は、キクイタダキととてもよく合えるようになりました。でも、1時間も遊んでもらったのは、
今回初めてです。写真もかなり写せました。よく分かりませんが、一度このように鳥と縁ができ
ると不思議とよく合えるようになります。シマアオジ、コルリに続いてキクイタダキと縁が結べ
ました。 |